
どうして私ばかり家事をしているんだろう…



共働きで毎日忙しく過ごしていると、ふとそんな不満や孤独感を感じちゃいますよね。
「共働きなのに、どうして私ばかり家事をしているんだろう……」 ふとした瞬間に、そんなモヤモヤを感じてしまうことはありませんか?
パートナーと協力して、仕事も育児も全力で頑張りたい。
そう思っているのに、気づけば自分だけがせわしなく動いていて、なんだか不平等を感じてしまう…。
パートナーももちろん手伝ってはくれるけど、自分より忙しそうだし、相手の方が稼いでいるから、自分ばかり比重が高くなるのは仕方ないのかなと、悲しいような、やるせないような気持ちになりますよね。
私自身も、娘を育てながら共働きをする中で、この「負担の偏り」と都度向き合ってきました。
家族が起きる前の早朝4時ごろに起きて、ようやく自分の時間を確保する……そんな毎日を送る中で気づいたのは、家事分担がうまくいかないのは、単に「やり方」の問題だけではないということです。
実は、共働きならではの「見えない構造」に根本的な原因がありました。
この記事では、共働き家庭でなぜか「自分ばかり」に負担が集中してしまう3つの根本的な理由についてお伝えします。
まずは原因を客観的に知ることで、自分を責めたり、相手を一方的に責めたりするのを卒業して、心を少し軽くしてみませんか?
共働きの家事分担で「自分ばかり」と感じる理由
「お互いに仕事をしているのに、自分の方が家事育児の負担が多すぎる気がする…。」
そう感じるのは、決してあなたの段取りが悪いからではありません。
実は、共働き家庭には、意識して分担しようとしても、どうしても片方に負担が集中してしまう「見えない構造」があるのです。
私自身、40代になり、娘を育てながら家事と仕事を両立させる中で、何度もこの壁にぶつかってきました。
朝4時に起きて自分の時間を確保しようとしても、日中にイレギュラーなことが重なると、結局そのしわ寄せが自分に来てしまう……。
なぜ頑張っているのに不公平感だけが募ってしまうのか、その根本的な理由を3つの視点から紐解いてみましょう。
イレギュラー対応が一方に偏りやすい
日常生活では、子どもの急な発熱や保育園からの呼び出し、仕事の急なトラブルなど、予測できない事態が必ず起きますよね。
そうした「予定外のイレギュラー対応」は、どうしても時間の融通がききやすい方に偏ってしまいます。
うちの場合もそうでした。
「時短勤務だから、私が帰ったほうがスムーズだよね」と。
でも、私もこの仕事を終わらせてから帰りたい。
当時は販売の仕事をしていたので、月間の売り上げ目標もありました。
「ここで帰ったら、成約に繋げることができない。そうでなくても時短勤務で時間が少ないのに…!」と焦る気持ちがありつつも、「私が帰る方が合理的なんだな」という諦めと、どこか理不尽な気持ちに苛まれました。
私自身、日中の急な予定変更やトラブルを「自分が受け止めるのが当たり前」と思い込んでいた部分があり、その結果、朝4時の朝活以外に自分のペースで動ける時間がなくなってしまっていたんです。
見えない家事が分担されていない
ゴミ出しや食器洗い、お風呂掃除といった「名前のある家事」をパートナーがやってくれていても、なぜか自分の方が疲れている……。その大きな理由が、「見えない家事」の存在です。
献立を考える、日用品の在庫を管理する、週末の予定を調整する、子どもの明日の準備をする……。こうした一連の「管理業務(思考の家事)」は、どうしても全体を把握している妻の頭の中に集中しがちです。
例えば、娘のおやつに米粉やホットケーキミックスで何かサッと作れるものを考えたり、パルシステムで1週間分の食材や日用品の計画を立てて注文したり。手を動かす作業そのものよりも、常に頭をフル回転させて「段取りを考える負担」が片方に寄ってしまうことが、実は一番のストレスの原因になりやすいのです。
忙しい方に合わせる形になりやすい
共働きの場合、仕事の忙しさに差があると、家事分担もその影響を受けやすくなります。
特に、パートナーが忙しそうにしていると、「これ以上頼みにくい」と感じてしまい、自分で引き受けることが増えていきます。
その結果、気づかないうちに負担が偏り、「自分ばかりがやっている」という状況になりやすくなります。
このように、共働きの家事分担は、意識していても偏りが生まれやすい構造になっています。
これは個人の問題ではなく、誰にでも起こりうる状態です。
家事分担を見直すときのポイント
家事分担を見直すときは、やり方を大きく変える前に、現状を整理することが重要です。
感覚だけで判断するのではなく、一度見える形にすることで、負担の偏りや無理のある分担に気づきやすくなります。
家事を一度書き出す(見える化)
まずは、日常的に行っている家事を一度書き出してみましょう。
料理や掃除といった大きな家事だけでなく、献立を考える、買い物の計画を立てる、子どもの準備をするなど、細かなタスクも含めて整理するのがポイントです。
実際に書き出してみることで、「思っていたよりもやることが多い」と気づくケースも少なくありません。
偏りがどこにあるか確認する
書き出した家事をもとに、「どの家事がどちらに偏っているのか」を確認します。
見える家事だけでなく、見えない家事も含めて整理することで、実際の負担の差が明確になります。
偏りが分かると、「どこを調整すればいいのか」が具体的に見えてきます。
状況に合わせて分担を設計し直す
家事分担がうまくいかない場合、やり方そのものではなく、「設計」が現状に合っていない可能性があります。
「必ず半分ずつ」「担当は固定」といったルールは、一見分かりやすい反面、生活の変化に対応しづらく、結果として負担が偏る原因になることもあります。
仕事の忙しさや体調、子どもの予定などによって状況は日々変わるため、分担もそれに合わせて見直していくことが大切です。
一度決めた形にこだわるのではなく、「今の状況で無理なく回るか」という視点で柔軟に設計し直していくことで、家事分担は続けやすくなります。


まとめ|話し合いながら「抱え込まない形」に調整する
共働きの家事分担で「自分ばかり」と感じてしまうのは、やり方の問題ではなく、そもそもの構造が原因です。
特に子育て中はイレギュラーな対応が増えやすく、分担どおりに進まないのが前提になります。
そのため、家事分担は「きっちり守るもの」と考えるのではなく、状況に応じて調整していくものと捉えることが大切です。
また、自分だけで抱え込まず、相手がどの家事にストレスを感じているのか、自分はどこに負担を感じているのかを、話し合いながら少しずつすり合わせていくことも重要です。
お互いの状況や考えを共有することで、無理のない分担に近づけることができます。
大事なのは、完璧に分けることではなく、「家庭全体が無理なく回っている状態」をつくることです。
まずは一度、日常の家事を書き出し、「どこに負担が偏っているのか」「自分と相手がどこにストレスを感じているのか」を整理することから始めてみてください。
すべてを自分で抱え込まず、話し合いながら回る形に調整していくことが大切です。





